メニュー
  • コーチングcoaching
  • 心理カウンセリングcounseling
  • 香川県の方へsanuki
  • お坊さん紹介introduction
  • 完全無料の勉強会study
  • お問い合わせContact
  • 公式LINEline
カテゴリー
  • お悩み相談
  • より良い人生のため
  • カウンセリング
  • グリーフケア
  • コーチングについて
  • 傾聴と共感
  • 心理学のお勉強
  • 浄土真宗のお勉強
  • 自己啓発
  • 読む法話
LINEからもお気軽にどうぞ
ポチッとしてくれたら嬉しいです

にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ

人気ブログランキングでフォロー

よりそい相談寺|お坊さんによる心理カウンセリングと仏教的コーチング
  • コーチングcoaching
  • 心理カウンセリングcounseling
  • 香川県の方へsanuki
  • お坊さん紹介introduction
  • 完全無料の勉強会study
  • お問い合わせContact
  • 公式LINEline
  • コーチング
  • 心理カウンセリング
  • 香川県の方へ
  • お坊さん紹介
  • 完全無料の勉強会
  • お問い合わせ
  • 公式LINE
よりそい相談寺|お坊さんによる心理カウンセリングと仏教的コーチング
  • コーチングcoaching
  • 心理カウンセリングcounseling
  • 香川県の方へsanuki
  • お坊さん紹介introduction
  • 完全無料の勉強会study
  • お問い合わせContact
  • 公式LINEline
LINEからもご相談が可能になりましたこちらからどうぞ

【レジ打ち女性の話】挫折から逃れられない人生だからこそ・・・

2023 9/13
当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
読む法話
もくじ

【あるレジ打ち女性の話】より良い人生を歩むために大切なお話

お話の主人公は、何をしても続かない性格の一人の女性です。

田舎から東京の大学に進学して部活やサークルに入るのですけど、どのサークルに入ってもスグに所属を変えていく女性だったのです。

やがて大学を卒業して物流の会社に就職しました。しかし、仕事内容が合わずに半年ほどで辞めてしまいました。

次に入った会社は医療事務の仕事でした。しかしそれも、またスグに辞めてしまったんです。

そうしたことを繰り返していると彼女の履歴書には、入社と退社の経歴がズラッと並ぶようになっていたんです。

すると、そういう内容の履歴書では、どこも正社員に雇ってくれません。

ついに彼女はどこに面接しても正社員として採用して貰えなくなりました。

だからといって生活のためには働かない訳には行きません。

田舎の両親は早く帰って来いと言ってくれますが、負け犬のようで帰りたくはありません。

結局、彼女は派遣会社に登録したんです。

ところが派遣も勤まりません。すぐに派遣先の社員とトラブルを起こし、イヤなことがあればその仕事を辞めてしまうのです。

彼女の履歴書には辞めた派遣先のリストが長々と追加されていきました。

ある日のことです。

例によって『自分には合わない』などと言って派遣先を辞めてしまった彼女に新しい仕事先の紹介が届きました。

それは、スーパーでレジを打つ仕事でした。

ところが勤めて1週間もするうちに彼女はレジ打ちにもう飽きて来ました。

ある程度仕事に慣れてきて『私はこんな単純作業の為にいるのではない』と考え始めたのです。

この時、彼女はとりあえず辞表だけ作ってみたものの決心をつけかねていました。

するとそこへお母さんから電話がかかってきました。

受話器の向こうから『帰っておいでよ』というお母さんのやさしい声が聞こえてきました。

彼女はこれで迷いが吹っ切れました。田舎に戻るつもりでアパートの部屋を片付けはじめました。

東京生活での荷物を整理していると1冊のノートが出てきました。

小さい頃に書きつづった大切な日記でした。

パラパラとめくっているうち、彼女は、『私はピアニストになりたい』と書かれている高校時代のページを発見したのです。

『そうだ! あの頃はピアニストになりたくて練習をがんばっていたんだ・・・』。

彼女は思い出しました。

なぜかピアノの稽古だけは長く続いていたのですが、いつの間にかピアニストになる夢はあきらめていました。

彼女は心から夢を追いかけていた自分を思い出し、日記を見つめたまま本当に情けなくなってきたんです。

あんなに希望に燃えていたのに履歴書にはやめてきた会社がいくつも並ぶだけ。

自分が悪いのは分かっているけどなんて情けないんだろう。

そして私はまた今の仕事から逃げようとしている。

そして彼女は日記を閉じ泣きながらお母さんにこう電話したのです。

『お母さん、私もう少しここで頑張る! 』

彼女は用意していた辞表を破り、翌日もあの単調なレジ打ちの仕事をするためにスーパーへ出勤しました。

ところが『2、3日でいいから・・・』と言われ、頑張っていた彼女にふとある考えが思い浮かんだんです。

『そうだ私は、私流にレジ打ちを極めてみよう! 』と。

それから彼女はピアノの練習をしていた頃のようにレジ打ちを始めたんです。

すると数日のうちに、ものすごいスピードでレジが打てるようになったのです。

すると、これまでレジのボタンだけ見ていた彼女が、今まで見もしなかったところへ目がいくようになったのです。最初に目に映ったのはお客さんの様子でした。

『ああ、あのお客さん昨日も来ていたな』

『ちょうどこの時間になったら子ども連れで来るんだ』とか、いろいろなことが見えるようになったのです。

そうして、いろいろなお客さんを見ているうちに、今度はお客さんの行動パターンやクセに気づいていくのです。

『この人は安売りのものを中心に買う』とか、『この人はいつも店が閉まる間際に来る』とか、が分かるようになってきたんです。

そんなある日、いつも期限切れ間近の安い物ばかり買うお婆ちゃんが、5,000円もするお頭付きの立派なタイをカゴに入れてレジへ持ってきたのです。彼女はビックリして思わずおばあちゃんに話しかけました。

『今日は何かいいことがあったんですか? 』

お婆ちゃんは彼女ににっこりと顔を向けて言いました。

『孫がね水泳の賞を取ったんだよ、今日はそのお祝いなんだよ、』 と話すのです。

『いいですね、おめでとうございます! 』

嬉しくなった彼女の口から自然に祝福の言葉が飛び出しました。

お客さんとコミュニケーションをとることが楽しくなったのはこれがきっかけでした。

いつしか彼女はレジに来るお客さんの顔をすっかり覚えてしまい、名前まで一致するようになりました。

『 ○○さん、今日はこのチョコレートですか?でも今日は、あちらにもっと安いチョコレートが出ていますよ! 』

『今日はマグロより安いカツオのほうがいいわよ! 』などと言ってコミュニケーションを取り始めたのです。

彼女はだんだんこの仕事が楽しくなってきました。

そんなある日のことです。『今日はすごく忙しい』 と思いながら、彼女はいつものようにお客さんとの会話を楽しみつつレジを打っていました。

すると、店内放送が響きました。

『本日は大変混み合いまして申し訳ございません、どうぞ空いているレジにお回りください! 』

ところが、わずかな間をおいてまた放送が入ります。

『 本日は大変混み合いまして申し訳ありません。重ねて申し上げますが、どうぞ空いているレジにお回りください! 』

その放送が流れた時、彼女はおかしいと気づき周りを見渡して驚きました。

5つのレジが全部空いているのに、お客さんは自分のレジにしか並んでいなかったのです。

店長があわてて駆け寄ってきます。

そしてお客さんに『 どうぞ空いているあちらのレジへお回りください 』と言ったその時です。

お客さんは店長に言いました。『 放っておいてちょうだい!私はここへ買い物に来てるんじゃない!あの人とおしゃべりに来てるんだ! だからこのレジじゃないとイヤなんだョ! 』

その瞬間、レジ打ちの女性はワッと泣き崩れました。

お客さんが店長に言いました。

『 そうそう!私たちはこの人と話をするのが楽しみで来てるんだ! 今日の特売は、ほかのスーパーでもやってるよ! だけど私はこのお姉さんとお話をするためにここへ来ているんだよ!』

彼女はポロポロと泣き崩れたままレジを打つことができませんでした。

仕事というのはこれほど素晴らしいものなのだと初めて気づきました。

挫折から避けられないからこそ大切にしたいこと

誰もが一度は挫折したことがあるでしょう。

あるいは、挫折までいかなくても劣等感に悩まされたことがあるでしょう。

挫折することも劣等感を感じることも決して悪いことではありません。人生の中で通るべき課題とも言えます。

大切なことは、挫折や劣等感からの一歩をいかに踏み出すかです。

「もうダメだ」と落ち込み動けなくなるのも一つの答えかも知れません。

しかし、それでは勿体ないです。

すべての人が同じように無限の可能性を持っていることを大切に生きられればと思うところであります。

人生を支えてくれる真実の教え

生きていたら、挫折してしまう時や立ち直れないほど苦しい時もあります。

そんな時にスグに前を向いて歩くことはできないのかも知れません。

しかし、考え方を変わるだけで立ち直ることもできます。

それでも立ち直れない時、無くならない「私の支え」が必要です。

僕にとって、それがお念仏でした。

いつ何が起こるかわからないのが人生ですが、南無阿弥陀仏だけは変わらず私におはたらきくださっております。

お念仏を心の支えに人生を乗り越えていきましょう!

読む法話

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

Follow @eikai7676
いつもシェア有難うございます
  • URLをコピーしました!
  • 【十円玉の価値】お金の価値観は気持ちによっても変わります
  • 思い上がる時も、落ち込む時も、あなたの支えになる大切な言葉

関連記事

  • 多くの勤行がある葬儀。現代では本来の意義が損なわれつつあります
  • 【散る桜 残る桜も 散る桜】一つの俳句が教えてくれた命の真実
  • 【無償の愛】見捨てられないという気持ちが人の心を揺るがします
  • 葬儀では「有難う・寄り添い」を大切に。火葬場でも大切にしたい
  • 献血が教えてくれること。本当に大切なことを知らされた思い出
  • 【感動の詩】生命を終えても南無阿弥陀仏のつながりは途切れない
  • 【祖母の死】仏教の教えが出遇ってくれている仏様を教えてくれる
  • 【あおり運転の特徴】他者にされる苦しさと、自分がしていた現実

コメント

コメントする コメントをキャンセル

赤澤英海(えいかい)
・上級心理カウンセラー
・GCS認定プロコーチ

傾聴と質問によってみなさまの人生に貢献するお坊さんです。仏事の相談も聴くのでお気軽にご相談ください。
詳しくはこちら
こちらの記事もご覧ください
  • 恋愛問題に特化した心理カウンセリングだから得られる効果とは?
    2023年9月28日
    カウンセリング
  • 職場でのハラスメント対策:心理カウンセリングによる予防と対処法
    2023年9月28日
    カウンセリング
  • 心理カウンセリングで恋愛に関するコミュニケーションは改善できる
    2023年9月28日
    カウンセリング
  • 【アドラー心理学】課題の分離や勇気づけの実践論より理論を大切に
    2023年9月28日
    心理学のお勉強
  • 「グリーフケア」とは何か?その意味と重要性について考える
    2023年9月28日
    グリーフケア
カテゴリー
  • お悩み相談
  • より良い人生のため
  • カウンセリング
  • グリーフケア
  • コーチングについて
  • 傾聴と共感
  • 心理学のお勉強
  • 浄土真宗のお勉強
  • 自己啓発
  • 読む法話
もくじ
  1. ホーム
  2. 読む法話
  3. 【レジ打ち女性の話】挫折から逃れられない人生だからこそ・・・
赤澤英海(えいかい)
・上級心理カウンセラー
・GCS認定プロコーチ

傾聴と質問によってみなさまの人生に貢献するお坊さんです。仏事の相談も聴くのでお気軽にご相談ください。
詳しくはこちら
カテゴリー
事業の紹介
 事業名
よりそい相談寺
 理念
あなたが安心の人生を送る慈悲の心を…
 電話
087ー800ー6515
 メール
namonamo7676@yahoo.co.jp
  • トップページ
  • サイトマップ
  • プライバシーポリシー

© よりそい相談寺|お坊さんによる心理カウンセリングと仏教的コーチング.

  • お電話
  • メール
  • LINE
  • 動画
もくじ