【田植え歌】いつでもどこでも、田植えをしながら味わえる仏の救い

田植えは大変。だからこそ楽しむ要素を見つけたい

皆様は田植えを経験したことがございますか?

都会で住んでいると田んぼがありませんから、田植えをする機会はなかなかありません。

しかし、田舎では5、6月頃になるとそこら中の田んぼで田植えが行われます。

また、田んぼがない家でも「若いから手伝いに来なさい!」と便利屋の一人として借り出されることもあります。

今では機械で田植えされている方が多いですが、手作業で植えるのは本当に大変です。

だからこそ、田植えしながらも楽しみを見つけられるような生き方をしたいですよね。

実は、浄土真宗の宗祖である親鸞聖人は、しんどい田植えすら仏法を味わうご縁にされておりました。

【田植え歌】仏様の救いはいつでもよろこぶことができます

親鸞聖人は田植え中に「田植え歌」を通して仏法を味わっておりました。

田植え歌

五劫思惟の苗代に
阿弥陀さまは修行時代に五劫という永い時、私たちを救う誓いを考えられ、

兆載永劫のしろをして
兆載永劫という考えられないほどの時間をかけて、誓いの通りに私たちを救う仏になられました。

雑行自力の草をとり
阿弥陀さまによって救われるのですから、私たちの疑いやはからいは無用です。

一念帰命の種おろし
ただ阿弥陀さまのお救いをそのまま疑いなく聞かせていただくばかりです。

念々相続の水ながし
阿弥陀さまのお救いをよろこぶお念仏の人生を送らせていただき、

往生の秋になりぬれば
やがてお浄土に生まれさせていただいたならば、

実りを見るこそうれしけれ
即座に仏としてのいのちを賜ることができます。

一見、難しい歌のようですが、意味は複雑ではありませんよね。

さらに、この歌に浄土真宗の大切なところが込められております。

阿弥陀如来の救いは田植え歌に込められております

阿弥陀さまは、私たちを救いとるために四十八のお誓いを考えられましたが、その中でも、十八番目のお誓いが御本意であります。

そこでは、私たちを「阿弥陀さまのお誓いを疑い無く信じ、お念仏を称える生涯を送る者に育て上げ、お浄土に生れさせ、仏のさとりをひらかせる」ということが誓われております。

まさに、今回の「田植え歌」そのままですね。

私たちのために五劫、兆載永劫という途方もない時間をかけて、私たちを救うはたらきとなられた阿弥陀さまです。

雑行自力という私のはからいなんかなんの意味もありません。

ただ疑いなく阿弥陀さまのお救いを聞かせていただく一念に救われてゆきます。

そのあとは、ただお救いをよろこぶ念々相続の人生を送らせていただきましょう。

やがて訪れる往生の時にお浄土に生まれさせていただき、仏のさとりというを開かせていただきましょう。

親鸞聖人のお心から、

「阿弥陀さまのお救いはお寺だけで味わうものじゃないんだよ!あなたが生活している日常生活に届いている阿弥陀さまだから、今、味合わせていただきましょうよ!」

そのように、親鸞聖人が教えてくれているように感じます。

親鸞聖人が常によろこばれたように、ともに仏法を大切にさせていただく生涯を歩みましょう。

それで人生もラクになるかも・・・。