浄土真宗という教えを理解するために「安心論題」というものを勉強されるお坊さんは非常に多いです。
僕自身、大学院時代に「安心論題は教学の枠組みだから大切だよ」と先生に教えられてきました。
実際に安心論題の内容を抑えることで間違えた解釈に陥らなくなります。
ですので、ここで掲載する安心論題について書いたブログを読むことで浄土真宗の教えの概略を掴んでいただければと思います。
そして、浄土真宗は今を生きる私たちにとって大切な教えであることをともに実感させていただきましょう。
※ここに掲載するページの内容は各論題の概略をわかりやすくするために難しい出拠などを省いている箇所があります。安心論題の中身をしっかりと理解したい方は後に紹介する書物を必ず購入してください。強引に買わなくていいけどオススメします。
もくじ
聞信義相
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三心一心
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歓喜初後
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信心正因
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信一念義
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タノムタスケタマヘ
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【【タノムタスケタマヘ】お祈りではなく浄土真宗の信心をあらわす】 「タノムタスケタマヘ」というのは、「たのむ」「たすけたまへ」という表現のことであります。 浄...
所帰人法
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【【所帰人法】それぞれの言葉の意味から内容を考察】 「所帰人法」を「所帰」「人」「法」という単語に分けて意味合いを考察していきます。 「所帰」→「信心の対象」 ...
機法一体
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【機法一体】南無阿弥陀仏は「南無」と「阿弥陀仏」。本来一体の救い
【【機法一体】それぞれの言葉の意味から内容を考察】 「機法一体」を「機」「法」「一体」の三つの単語に分けて意味を考察していきます。 「機」 救われてゆく私たちの...
十念誓意
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【十念誓意】阿弥陀如来が信心とともに念仏をお誓いになられた尊さ
【【十念誓意】信心で救われるにも関わらず「十念」と念仏をお誓い】 阿弥陀如来のご本意のお誓いである「本願」は次のようなお誓いであります。(難しいですが、漢文で...
六字釈義
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【六字釈義】南無阿弥陀仏というたった六字の言葉の意義と有難さ
【【六字釈義】南無阿弥陀仏という六字で救われるか否か】 「六字」とは「南無阿弥陀仏」の六字でありますので、「六字釈義」とは、南無阿弥陀仏についての、様々な祖師...
念仏為本
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行一念義
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称名報恩
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平生業成
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安心論題を学べる素敵な書物を紹介します
ここのブログでは簡単に書いてありますので、安心論題について詳しく学べて素敵な書物を紹介します。
実は、ここのブログでもこの書物を参考の中心にしております。