皆様の人生に活きる様々な勉強会を開催しております
【おこころよりそい寺】としてコーチングやカウンセリングを行うだけではなく、皆様の人生に活かせる勉強会を随時開催しております。
特に以下の3つの勉強会を主としております。
- 仏教学の勉強会
- 心理学の勉強会
- 傾聴力の勉強会
これらの勉強会を開催しているのですが、「そんなのに参加しても意味ないだろう・・・」と思われる方もおられるでしょう。
だからこそ、ただ学ぶだけではなく、皆様の人生に活かせる内容を大切に開催しております。
皆様の貴重な時間をいただくので実りのない内容を提供することはできません。
ともに学び合えればと思います。
とはいっても、勉強会に内容を知らなければ参加できないので、少しだけここでシェア致します。
【仏教学の勉強会】仏教は私たちの人生の意味と指針を教えてくれる
仏教学の勉強会と聞きますと難しい仏教の言葉を覚える勉強会のように捉えられるかも知れません。
しかし仏教学の勉強会では、仏教の教えを元とした日常生活に役立つ内容を伝えられるように励んでおります。
特に、勉強会の途中で、身近な仏教の言葉を通して私たちが生きやすくなる考え方をお話ししております。
【愛】日常生活でのイメージとは違った意味で仏教は捉えます
ここで一つ例を挙げますと、「愛」という言葉。
皆様は愛によって苦しまれたことが一度はあるのではないでしょうか。
世間では、愛と言う言葉は非常に美しい言葉のように使用されております。
しかし、仏教での愛は私たちの抱えている自己中心的な煩悩の中心として捉えられております。
愛によって他者を助けることよりも、愛があるからこそ自らに執着することを見つめるのが仏教の教えです。
他者へ向かう愛ではなく、自己愛を離れることができないからこそ苦しんでしまう。
他者からの承認欲求からも離れることができない。
そのような私たちはどのように生きればいいのでしょうか。
その答えも、実は仏教の教えが教えてくれております。
実は非常にハードルの高いことですが、心の矢印を自分から他者に向けるだけで心がラクになります。
愛によって苦しむ人生から、愛によって他者を思いやる人生への転換がそこにはあるんですね。
【恩】実は仏教用語。私たちの行動を後押ししてくれる言葉
「恩」という言葉はあまりにも使用される場面が多く仏教用語としてはあまり認知されていないようです。
仏教用語としては「知恩・感恩・報恩」と使用されます。
文字の通りに、恩を知り、恩を感じ、恩に報いる生き方をさせていただく。
ごく一般的なことを書いておりますが、実は恩を中心に活きている方は非常に少ないです。
それどころか、会社員なら雇ってもらった恩を忘れて「やりたくない仕事をやらせやがって!」「せっかく働いてやってるんだぞ!」と考えるようなグチを言いながら生きておられる方が多いです。
皆様もどこかで聞かれたことがある言葉かなと思われますが、不平不満を漏らしている方は暗い表情をされている方が多いですよね。
そのような私たちに正しい生き方を教えてくれているのが「恩」という漢字です。
恩を知り、恩を感じ、恩に報いるからこそ、仕事が楽しく、効率も上がります。
そのような豆知識を交えながらの仏教学の勉強会にぜひご参加ください。
【心理学の勉強会】あなたの人生がラクになる心理学がメインです
心理学の勉強会でも、知識を付けるのではなく皆様の人生に活きないと意味がないと思っております。
現在は、アドラー心理学の勉強会をメインに開催しております。
日本では、『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』という岸見一郎先生の著された書物で有名になった心理学ですよね。
アドラー心理学が基となった実践内容として、「課題の分離」「勇気づけ」が有名だと思われます。
【課題の分離】他者への苛立ちが軽くなる考え方
まず課題の分離について、アドラーは非常にわかりやすい言葉で内容を教えてくれております。
「馬を水辺に連れていく事はできるが馬が水を飲むかどうかは馬の課題である」
つまり、私がどれほど相手のことが好きであっても、相手が私を好きになるかどうかは相手の課題ですよね。
それにも関わらず、「どうにかしたいどうにかしたい」と思っても「どうにもならない」と思って苦しんだり悲しんだりします。
しかし、そもそもが相手の課題ですから私たちが動かすことはできません。
相手を変えようとしたり、そこに怒り腹立ち妬む心を持って不平不満を言ったり、そのような生き方から抜け出せたらラクになれます。
アドラー心理学は「課題の分離」という言葉ひとつだけでも執着を離れてラクに生きるヒントを与えてくれております。
【勇気づけ】小手先のテクニックよりも大切なこと・・・
勇気づけという言葉は現代の教育では特に大切にされるべきです。
日本では、多くの方が賞罰教育によって育ってきました。
良いことをしたら褒めていただき悪いことをしたら怒られる。
その結果、他者から認めて貰うために努力をする方が多いです。
それが悪いこととは言いません。「認めて欲しい」という想いで努力するのも、私たちの行動を促す促進剤になります。
しかし、それは他者の目線を中心とした人生です。
気付いた時には他者が主人公の人生になってしまいます。その結果、生きづらさを生みます。
アドラー心理学の勇気づけはそのような考え方とは一切離れた考え方であります。
相手が部下であれ年下であれ決して、上下の関わりを持たず共同関係を大切にすることをアドラーは教えてくれております。
つまり、他者と共に生きていく。そのためには相手の年齢や肩書は関係なく尊敬と信頼そして感謝の心を持って相手と接していく。
そうすることによって接してくれた相手は努力すること苦に感じないどころか楽しみが生まれる方もいらっしゃいます。
そのような関わり方によってラクで作業効率の高い人生を歩めるでしょう。
今回はアドラー心理学を中心としていますが、皆様の人生に活きる心理学を大切にしておりますので、興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
【傾聴力の勉強会】コミュニケーションの最も大切な要素
実は、傾聴力という言葉は誤解を産みやすいです。
「ただ聴く能力」と捉える方が多く、「そんなの簡単じゃん」と思われる方も多いそうです。
現在の日本で多く取り入られている傾聴はカール・ロジャーズの影響を強く受けているのですが、ロジャーズは「ただ聴くだけ」をしていません。
傾聴力の勉強会では、カールロジャーズの積極的傾聴をメインとしております。
ただ待って相手の気持ちを聴くのも大切なことです。
その大切さを書いているブログや本もたくさんあります。しかし、それでは他者を本当に救うことはできません。
ロジャーズの積極的傾聴は「クライエント中心療法」とも呼ばれております。
クライエントが中心であり、クライエントに興味を持って気持ちを積極的に聴いていく。
そうすると、傾聴力だけではなくて質問力も必須の能力になってきます。この傾聴力と質問力は一般社会で必須の条件です。商談をまとめる時にも必要ですし、日常生活でも必要です。
的確な質問をできる方を信頼する方は多いです。
そして、的確な質問をできるようになった方自身が、ラクな生き方をされております。
自分自身にいっぱいいっぱいなのが、他者を大切にすると言う視点を手に入れるだけで他者に心の矢印が向くこともあります。
相手のために生きることができると、自分自身へのいっぱいいっぱいを忘れることができます。
「私のことをわかってほしい」「私のことを知ってほしい」と思いながら他者にお話していたのが気づけば「他者を大切にしたい」という心になっていく。
そうなることで精神的に気持ちが沈んでいてもそこから立ち直る方も非常に多いです。
そのように、自分よりも相手を大切にする。自分自身が無色透明となって相手を受け止めていくことを目指しているのが傾聴力の勉強会です。
このように、「おこころよりそい寺」では多くの勉強会を随時開催しております。
お気軽にお問合せください。