お坊さんによるメンタルコーチングが必要な時代
コーチングとは、コンサルティングやティーチングとは違い、自分の中にある答えを引き出すコミニケーションスキルです。
そして現代は、お坊さんによるメンタルのコーチングが必要な時代です。と言いますのも、仏教の教えは私たちが生きるために必要な思考法を教えてくれております。
多くの方が地位や名誉や財産という執着を求め続けて生きております。中には、求め続ける余りに気付けば不幸な人生を送る方も非常に多いです。
それにも関わらず、世間ではより執着が強くなってしまうようなコンサルティングやブログが発信されております。
しかし、それを全て手に入れても決して幸せになることはありません。手に入れても、「もっと欲しい、もっと欲しい」という欲望がなくならないのが本当のすがたです。
そして他の人が持っていったら妬んでしまったり、怒りの心が生じるのが現実です。そのような人間のすがたを教えてくれているのも仏教です。
だからこそ、仏教の教えを根底としたメンタルのコーチングによって、私のすがたを客観的に見させていただき、本当の意味での幸せを知りましょう。
自己肯定感という言葉が流行っている生きづらい時代
一昔前までは使用されていなかった言葉ですが、現代では当たり前のように自己肯定感という言葉が使用されております。
コンビニでも様々な自己啓発の本を購入することができますが、自己肯定感と言う言葉を使っている書籍は非常に多いです。
この言葉が当たり前に使用されていることが、私たちの生きづらさを感じている証拠でもあるのではないでしょうか。
「自己肯定感が高い」「自己肯定感が低い」という話し合いは多いですが、その時点で自己肯定感が低いです。
本当に自己肯定感が高いなら、自己肯定感が高いか否かの話はでてきません。
それは、私自身の採点に捉われているすがたです。
また、その比較は私自身のように思われがちかも知れませんが、実はそうで無い方が多いです。
他社との比較で自分の自己肯定感が変わっております。
他者に認められたら高くなり、他者に責められたら低くなる。
多くの方とお話しさせていただくと強く感じることであります。
そうやって人と人とが比較しあっている時点で、自分として生きていけない生きづらい時代といえるでしょう。
だからこそ、自己肯定感と言う枠を振り払うようなメンタルのコーチングが大切になってきます。
他人軸ではなく自分軸の人生を歩むために大切なこと
現代は、自分軸の人生を歩みづらい時代でもあります。
「自分軸」「他人軸」という言葉が流行っておりますが、単純に「自分軸」は人生の主人公が自分自身になっていることです。それに対して「他人軸」とは、自分の人生の主人公が他人になっている状態のことです。
私たちは生まれた瞬間は誰もが自分軸でした。
しかし、小学生・中学生・高校生と他者に合わせていくように教育されてきております。そして、他者の目を気にするようにも教育されてきております。
その結果、自分の人生にも関わらず、主人公が他者になってしまう方が日本では多いようです。
「自分がどう思うか」という生き方ではなく、「他人にどう思われたくないか」という生き方を選ぶ方が多いのでしょう。しかし、成長するに従って「自分軸の人生を歩みましょう」と言われます。
矛盾が多いですよね。
このように、他者の目を気にして、他者の評価に怯えながら生きることによって、自分軸から他人軸になってしまいます。
だからこそ、仏教の教えを通して、自分が仏になっていく道を歩んでいくという、自分が主人公の人生を大切にしたいものです。
また、仏教は他者への貢献も大切だと教えてくれます。
そのような仏教を根底としたメンタルのコーチングによって、あなただけの人生を歩むことができるしょう。
社会で活躍するためにも大切にしたいメンタルコーチング
社会で活躍するために、そしてあなたが一人で悩まないためにもメンタルを整えることが大切です。
ここで大切なこととして、メンタルを整えることが大切です。メンタルを鍛えることが大切なのではありません。
メンタルを鍛えても、なにか一つつらい出来事があれば崩れ去ります。
メンタルは、どれだけ鍛えても天井にたどり着きません。だからこそ、メンタルは鍛えるのではなく整えることが大切です。
つまり、いつメンタルが破壊されるかわからないのが人生ですが、どのような出来事が起こっても揺さぶられない自分になることが大切です。
そのために、人間はなぜ生きているのか。そしてどこに向かっているのかを明確にすることが大切です。
多くの方が執着に溺れて生きておりますのでその答えを見つけられません。
だからこそ、仏教の教えを根底としたメンタルのコーチングであなたの人生を安定させましょう。