
「自己啓発ってなんですか?」
よく聞かれる質問です。自己啓発は「自分自身の能力を高めることや精神的な向上を目指すこと」と定義されておりますので、私たちの人生がより良くなるための方法や思考法と捉えることができるでしょう。
そこで、この記事では、自分をありのままに受け入れる自己受容の考え方と、自分自身への採点である自己肯定感に振り回されない自分軸(自分が主人公)の人生について考えていきます。
この記事を読むと、日常生活での悩みから離れるヒントを得られますよ。
できない自分を責めてしまう人へ。そのままを自己受容しましょう
できない自分を責めるのはつらいです。できない自分を責めずに、そのまま受け入れる人生の方が前向きに生きることができます。
しかし、周りの方に責められたり、自分の描いている現実があるから、ついつい自分を責めてしまうらしいです。
でも、責める必要はないですよね。百点満点の自分じゃなくてもいいですよね。六十点の自分と思えたらいいですよね。
そう思える心は、そのまま他者を認める心にも繋がっていきます。
それとは反対に、自分自身を責めてしまって、「完璧じゃないとあかん」と思う心は他者にも押し付けてしまいます。
「自分に厳しく相手に優しく」を貫くような人生を送られる方もおられますが、そういう方は自分の引き際を知っています。自分に優しくしている訳ではありませんが、自分が潰れないように細心の注意を払って生きられております。
もしも、そのような生き方ができれば問題ありませんが、命がかかってない限り無理をする必要はありませんよね。
それよりも、自分自身をありのままに認めてあげる人生を歩みましょう。
自分を責める人生は苦しいですよ。
自己肯定感の高さを気にする生き方から抜け出しましょう
「自己肯定感、高い?低い?」
みなさまの自己肯定感は、高いでしょうか?低いでしょうか?
僕はこの話を聞く時に「いつも意味分からんな」と思ってしまいます。
と言いますのも、自己肯定感が高いか低いか考えている時点で低いです。
「私、最近、自己肯定感上がってきたんです」
みたいな話を聞くこともあります。
しかし、本当に自己肯定感が高くて、ありのままの自分を受け入れることができていたら、自己肯定感が高いか低いかの枠すらありません。
自己肯定感を上げるための本も売られておりますが、買う必要はありません。
書籍を購入するよりも、
「そのままの自分を受け入れて、そのままの自分で前向きに歩んで行こう」
そう思えることが理想的です。
それこそが、自己肯定感の高さを全く考えない本当に自由な人生です。
あなたは人生の主人公。脇役は引き立て役だから振り回されない
あなたにとっての人生の主人公は誰でしょうか?
子供という方がいらっしゃいます。親という方もいらっしゃいます。配偶者という方もいらっしゃいます。
しかし、どちらの方もあなたの人生の主人公ではありませんよね。
あなたの人生の主人公はもちろんあなたです。
配偶者も子供も家族も、そして嫌みを言う上司も全員脇役に過ぎません。
そんな脇役の言うことに動かされて人生がめちゃくちゃになってしまうことも結構あります。
もったいないですよね。でもね、脇役にも感謝できます。
「なんで?」と言いますと、主人公は脇役がいないと引き立たないからです。
そんな全ての方への感謝のためにも、自分の人生は自分が主人公である。
これを大切にしましょう。
そして、あなたを蹴落とそうとしてくる人にも感謝させていただく人生を歩みましょう。
まとめ
自己啓発として、自己肯定感や自己受容というキーワードを基に考察してきました。
多くの方が自分自身を認められず、時には自分自身をせめて苦しい思いをしておられます。
それも、他者に言われて、そのような思いを抱える方が多いです。
あなたの人生はあなたが主人公であり、他の方は脇役に過ぎません。
もっと自分軸を大切に人生を歩みましょう。